一生懸命に上司や職場の仲間に話をします。
「結局、何が言いたいの」「要点は何なの」「話が長い」
なぜ、どこがいけないの?
悲しいやら腹立たしいやら、何とも言えない気持ちになります。
人格を否定されたようにすら感じます。
上手く伝えたい、説明したい、、、、
高尚に、むずかしく、大人らしく話そうとしないでください。
そんなこと、わっかている!
結果の出ない人は、みんな同じ事を言います(汗)。
短く話す
1文が長い説明は、係り受けが複雑になり、誤解を招きやすくなります。
ダメな例
週末に予定されいる出張についてですが、台風が近づいてきていることもあり、
もし交通機関に影響がでた場合は、来週に延期せざるを得ないと思いますので、
その際には、前日の午後3時までにメールで関係者に連絡しようと思いますが、
よろしいでしょうか。
良い例
週末に予定されいる出張についてです。
台風の接近で交通機関に影響がでた場合は、来週に延期したいと思います。
その際には、前日の午後3時までにメールで関係者に連絡を考えています。
この対応でよろしいでしょうか。
短い文+短い文で説明してください。
知っているようで、できない人が大半です。
是非、読んでください。
目的を最初に話す
最初に目的を話してください。相談なのか、報告なのかを加えてください。
「週末に予定されいる出張について、相談があります。」
「週末に予定されいる出張について、報告があります。」
これで、話を聞く方は、聞く準備ができます。
事実を話す
客観的な事実を話してください。
あなたの意見や感情が混在していると、事実が正確に伝わりません。
営業スタッフに訪問結果を聞いたときです。
ダメな例
当社の提案を説明した所、提案内容にもご満足いただけたと思うのですが、
価格的に高いので、厳しいと思っているようでした。
なぜ、満足いただけたのか?
なぜ、価格的に厳しいとか?
これは、営業スタッフの意見、感想です。
良い例
60分間の時間をいただき説明しました。
他社よりも〇〇の点が優れていると言われました。
しかし、他社の提示した価格と比べ、少々高いとも言われました。
事実だけを話しくれた方が理解できます。。
今後のアプローチ次第では、成約に持ち込むことができ可能性があります。
事実を正確に伝えることは、むずかしくありません。
ありのままに伝えればよいだけです。
おかしな要約をしないことです。
自分の意見や感想は、事実を伝えた後で話してください。
結論から話す
結論から話してください。
ダメな例
それが相手の方がお忙しくて、何度も頑張ってアプローチしたのですが、
中々アポイント取れませんでしたが、何度も頑張って連絡すると、
こちらの誠意が伝わったのか、ようやくアポイントが取れ、
〇月〇日に訪問しましたが、残念なことに短い時間しかいただけなくて、
それでも何とかお伝えしようと思い一生懸命説明しましたが、
やはり時間が不足してしまい、再訪問して説明することになりました。
私としてはある程度は、ご理解いただいたと思うのですが、
再訪問時には、どのように説明すべきなのかを検討しています。
前置きが長すぎます。
ビジネスです。苦労話、そんな話は聞きたくありません。
上司は、分かっています。
わかっていない上司であれば、見切りをつけてください(汗)。
良い例
〇月〇日に訪問しました。
しかし、15分と短い時間でしたので、再訪問となりました。
〇〇までは説明でき、興味を持っていただけ、再訪問になりました。
そこで、再訪問でのアプローチ方法をご相談させてください。
ただし、事実を話してください。あなたの意見や感想ではなく!
普通に話す
無理にむずかしい言い回しやあいまいな言い方をしないでください。
[良くない例]
可及的に速やかに対応します。出来るだけ早急に処理します。
具体的にいつまでですか?
善処します。鋭意努力します。前向きに検討します。
具体的に何をどうするのですか?