あなたは、部下や同僚に体験談を話す時、成功談を話しますか?失敗談ですか?
体験談には、成功談と失敗談があります。
成功談(武勇伝)は、ただの自慢話になりがちです。
失敗談は、とても役に立ちます。その理由を知ってください。
成功談は自慢話
上司や先輩が、相手のためになるアドバイスをしているつもりで話します。
「私が若い頃は、〇〇〇を〇〇〇して営業成績がトップになった」
「私は、〇〇〇を〇〇〇して新規開拓を成功した」
聞いている相手は、口には出しませんが、心の中では思っています。
「それって昔の話でしょう」「今は時代も環境も違うよね」「また自慢話か」
そうです、成功談は、ただの自慢話と受け取られてしまうことが多いのです。
また、謙虚なようで遠回しに自慢していることもあります。
「私は〇〇〇が得意じゃなくてね」「私は〇〇〇が苦手でね」
「そんなことはないですよ」という返事を期待しているのなら、
すぐに止めてください。「そうですね」と言われる前に!(笑)
成功談はなぜ役に立たないのか
成功した理由が自分が思っている理由と違うことがあるからです。
「〇〇〇が理由で新規開拓に成功した」と思っていても、
実は、客先で突然に不具合が起きて、たまたまタイミングが良かっただけ、、
偶然が重なっただけかもしれません。
成功の理由は別の所にあるかもしれません。再現性が低いのです。
失敗談はなぜ役に立つのか
失敗には、再現性があります。
そのやり方をすれば、おそらく誰もが失敗します。だから、価値があります。
「あっ、自分もだ」と気づいた相手は、行動に変えてくれます。
失敗体験談を面白おかしく語ることができれば最高です。
そのためには、ストリーテリングが効果的です。
ビジネスは1勝9敗
もそも、成功した数よりも失敗した数が多いのが仕事です。
ユニクロの社長(柳井氏)の方の言葉を思い出します。
「1勝9敗」(10回新しいことを始めれば9回は失敗する)
プロ野球でも、7割失敗している3割打者は一流です。
きっと、たくさんの失敗談があるのではないでしょうか(笑)。
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