私生活で気の合わない人とは付き合わなくても済みます。自分で選択できます。
しかし、職場では、そうは行きません。
嫌な上司、気の合わない同僚とも、一緒に仕事をしなければなりません。毎日毎日、顔を合わせるだけで、大きなストレスですね！
「2：6：2の法則」を知ると少し気が楽になります。
「2：6：2の法則」とは
会社や組織では、以下のよう3つに分かれます。
- 一生懸命仕事して会社を引っ張る人が2割（優秀な社員が2割）
- 普通に働いている人が6割（普通の社員が6割）
- やる気が無く足を引っ張る人が2割（ダメな社員が2割）
会社や組織をレベルアップするには、どうすればよいでしょうか。
一番多い普通の社員を引き上げることです。
ただし、優秀な社員にしようと思わないでください。
60点を70点にするつもりで取り組むことです。
少ない優秀な社員を強化しても成果は多くありません。
優秀な人は、自分で勝手に成長します。
ダメな社員を切り捨て、入れ替えても無駄です。
また、2：6：2に分かれるだけです。
入れ替えにかかる時間やコストを考えれば効果はありません。
ダメな社員を引き上げようとしてもダメです。
残念ながら成功することは、稀です。
それに必要な、多くの労力を考えてください。
そんな社員には、仕事の環境を変えてあげてください。
部署を変える、仕事内容を変えるなどです。
プロ野球でもよく見ます。別のチームに移籍したら別人のように輝く選手！
人には、適材適所があります。
環境を変えることができない場合は、必要最低限の管理をしてください。
人間関係も「2：6：2」
- あなたを（が）好きな人が2割
- あなたを（が）好きでも嫌いでもない人が6割
- あなたを（が）嫌いな人が2割
「殆どの人は、あなたを嫌いな２割の人を意識しすぎている。
それによって、自分らしさが出せていない人が、あまりにも多すぎる」
（松下幸之助氏）
万人に好かれることはありません。
この2割は仕方ありせん、気にしないことです！
こんな対応をヒントに！
［おはようございますと挨拶をしても、挨拶もしない、顔も上げない上司］
そんな人は、赤い涎掛けをしているお地蔵さんだと思ってください。
お地蔵さんが挨拶をしたらびっくりしますよね（笑）。
しかし、お地蔵さんですから、ご利益があるように挨拶はしてください。
もし、その上司が動いたら、「お地蔵さんが動いた！」と心で笑いましょう。
［悪口や文句ばかり言う同僚］
「そうなんだ」「大変だったね」、肯定も否定もせずに共感だけしてください。
あなたを信頼しているから言ってくると思って受け流してください。
職場の人間関係をハッピーにする伝え方・受け止め方
外出せずに３時間で履歴書に書ける資格がとれる！
知って得する、知らないと損をする！
「すべての人のよりよい人間関係と幸せのために」を理念に2011年に設立
性格統計学を基にした「人間関係を円滑化する伝え方・受けとめ方」
平成28年文部科学省の委託事業に採択されました。
フジテレビ、NHKニュースでも取り上げられたこともあります。
