報告書、提案書、企画書、計画書を書く機会があります。
自分では渾身の力で書いた会心の作、自信を持って上司に提出します。
（できました♪）
それなのに、最後まで読んでくれません。
「いまいちだなあ！」「まとまりがない！」「わかりにくい！」
ダメ出しをされ、ガックリです、なぜだかわかりません。
「どうして理解できないんだ、ちゃんと読んでくれ！」（怒）
自分では気づいていないだけです。
「じっくり読まなければ頭に入らない」文章を書いていることを！
ビジネス文書は、小説や学術書ではありません。
じっくり読まなければ頭に入ってこない文書は不合格です。
スッと頭に入ってこないから、上司は、途中で読む気が失せてしまいます。
「スッと頭に入る文章｜読む気がしない文章」に気づくと解決します。
（どこがダメなんだ～）
スッと頭に入ってこない理由1：文章が長い
長い文章は、係り受けが複雑で読む方も理解するのに時間がかかります。
誤解も招きやすくなります。
・１文の長さは、40～50文字以内（１つの段落は5文まで）
・主語と述語を対応させる
・「、」で文をつなげない
主語と述語が対応しないミスを犯しやすくなります。
DHAが多く採れる魚は、イワシやサバなどの青魚、青魚以外では、マグロのトロや目の裏のゼリー状の部分にも含まれています。
どこがおかしいかわかりますか。
DHAが多く採れる魚は、、、、、、、、、、、含まれています。
主語と述語が対応していません。
一文一義で書く
1つの文には1つの内容で書くとすっきりします。
週末に予定されいるイベントについてですが、
もし雨天の場合は中止になりますので、
その際には当日の午前9時までにメールでお知らせします。
週末に予定されているイベントのお知らせです。
雨天の場合は中止となります。
イベント当日の午前９時までメールで連絡します。
箇条書きの使い過ぎ（間違った使い方）
並列の情報以外に箇条書きを使わないでください。
・製品Aの売り上げが減少している
・前年と比べて50％も落ち込んでいる
・他社の新製品が発売された
・他社製品の価格が安い
・他社製品の宣伝広告が多い
これは並列情報ではありません。正しくは、下記です。
製品Aの売り上げが前年と比べて50％も落ち込んでいる理由
・.他社の新製品が発売された
・他社製品の価格が安い
・他社製品の宣伝広告が多い
文字壁は最悪
用紙に文字がびっしり埋まっている文書、見ただけで読む気が失せます。
文字の壁は、読む気を遮る壁です。
（読む気がしない）
スッと頭に入ってこない理由2：接続詞の「が」
接続詞の「が」には、順接と逆説の意味があります。
使用しない方がわかりやすくなります。
- 今年は景気がよくありませんでしたが、売上は目標を達成しました。
- 今年は景気がよくありませんでした。しかし、売上は目標を達成しました。
- 今年は景気がよくなかったものの、売上は目標を達成しました。
スッと頭に入ってこない理由3：見出しがない
特にメール文では、「相手に何をして欲しいのか」一目でわかるように、
【相談】【連絡】【依頼】【御礼】など、
文書の目的をタイトルに書いてください。
【連絡】営業会議の開催日時 【依頼】営業報告書の提出期限
※【営業会議について】という書き方は、具体的ではないので注使わないでください。
こんな便利なツール｜使わない手はない！
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【主要機能】
- 読みやすさのチェック：句読点、漢字の利用頻度、改行等のバランス
- わかりやすさのチェック：誤解される表現はないか
- 不快語のチェック：誰かを傷つけてしまう言葉を使っていないか
- 日本語の誤用チェック：誤った日本語を使っていないか
- 誤字・脱字のチェック：誤字・脱字はないか
- 環境別の見え方チェック：スマホで表示、音声読み上げ
二重否定表現、冗長な表現、主述関係の不適正もチェックしてくれます。
あなたの文章力が、確実にレベルアップします。スッと頭に入る文章に変わります。
